DolceVita〜おいしい人生を叶えるブログ〜

\ママでも自分の人生を大切に❤︎/ 会社に搾取される時短ワーママだった私が、自分の本当の幸せ=DolceVitaを叶える、現在進行形のお話。

喉元過ぎれば熱さを忘れる…喉元を通るものって、熱いものだけなの?〜仕事に限界が来る前に

ご訪問ありがとうございます。

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「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざ、ありますよね。

 

仕事においても、毎月

「キツいしもう辞めたい〜!」って言ってる気がするけど、

ヤマ場が終わったら普通の日常に戻っている…。

というのがまさにその状況だと思います。

 

そして、私が今までこのブログの

「仕事のヒント」に書いてきたことは、

今まさに喉元が熱い!という方たちのために

「こうしたら喉元をうまく早く通り過ぎるよ!」という視点でしたが、

今回はそれと別の視点の話になります。

 

しかしながら、どちらの意見も、

私がワーママ時代に事実、感じていたことです。

 

ワーママさんががんばりすぎないように、

このこともしっかりお伝えしたいと思います。

 

 

 

熱さを忘れたままにした私がどうなったか。

熱さを乗り越えるのも大事だけど…

私は今までこのブログで、

時短ママとして限られた時間内で成果を上げるために

取り組んできた業務改善や仕事術、

仕事に対する意識などを書いてきました。

 

それらのおかげで、多少、

「今回の締めはキツイな」

「そういえば業務量増えてる?」

なんて思うことがあっても、やりくりできていました。

 

それはもちろんいいことではあったのですが、

実は悪い面もありました。

 

ピークを過ぎて通常運転になれば、

キツかったことを忘れてしまうのです。

まさに、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ですね。

 

いたちごっこにハマる

これがどういうことを意味するのか。

 

負担が増える → 乗り越える → 忘れる

また負担が増える → 乗り越える → 忘れる

またまた負担が増える → 乗り越える → 忘れる

 

乗り越えるたびに処理能力はアップするし、

業務改善もしているし、成長はできています。

 

その一方で、実は知らないうちに、

いたちごっこコースに入っているのです。

 

気付いた時には、最初の何倍の業務量?

 

しかも、どんなに知恵を絞って工夫を凝らして

乗り越えて乗り越えて乗り越えても、

やっていること自体はいつも同じ仕事。

結果は現状維持と変わらないというオマケつき

 

(会社にとってはすごく都合がいいですよね。)

 

いたちごっこになってしまう原因

どうしていたちごっこになってしまうのでしょうか?

私が感じたのは、下記の2つのことです。

 

削減して空いた時間分、新たな業務が入ってくる

自分の中でいくら改善したって、楽になるのはその時だけ。

自分の外からやって来る業務っていうのは、

削減した時間分、すぐそこに別のものが入ってきます。

 

会社も成長を目指しているから

新しいことはどんどん出てきます。

そしてだいたい、今までのよりちょっとレベルが上がっています。

 

それに対応する自分も

成長してるんだと思えば成長できてるんでしょうが、

何とも腑に落ちない。

 

私のお昼休みはいつ取り戻せるのか。

お給料も少ないのに。

簡単に仕事振ってくるけど、

私がどんなに泥臭い努力をしているか

分かっているのかこの人たちは?

 

何度「できないフリしてやろうか」と

思ったことか…。

 

ほんっっとに最悪の時は

本社にヘルプを求めることもできましたが、

ヘルプの人に渡すために内容を整理するという

仕事が発生するので、全部自分でやりました。

 

「このままでいいや」と思ってしまう

もう一つ。

人というのは、変化を恐れるようにできています。

 

大昔は“変化 = 死”を意味していたからその名残だ、

と言われていますが、

現状を変えるというのはやはり億劫だし、面倒です。

 

だから人は、できない理由を考えます。

「ここのやり方を変えれば確実に楽だけど、

仕組みを作り直すのは面倒だからこのままでいいや」

「担当になっちゃったら嫌だからやめておこう」

など…。

 

そして、熱かったなぁというのが何回か続いた時、

たぶん大変ながらもその状況が普通になっていると思うんです。

だから、「このままでいいや」と、楽な道を選ぼうとする。

 

結果、いたちごっこを回避するルートを選べずにいたり、

そもそもそんなルートに気付けなかったりするんです。

 

「現状維持は衰退」?

「現状維持は衰退」という言葉があります。

 

自分は現状維持で良くも悪くもなっていないつもりでも、

世の中や周りは常に進んでいるから、

それは結果的に衰退していることと同じある、

という意味です。

 

だとしたらですよ。

 

さっきの、がんばってがんばってがんばって

乗り越えてきたのに結果は現状維持、というのも

衰退であるということになる…!?

 

こんなにがんばってるのに。

もはや「積極的な衰退」とでも言いたいくらいです。

 

私はこれに気付いた時、ようやく

「このいたちごっこルートを本当に変えないといけないところに来たんだ」

「変えるのは面倒とか言ってる場合じゃない」

と思いました。

 

喉を通るのは、熱いものだけなの?

熱さは忘れても、熱かったことを忘れないで。

熱さ = 「辛さ、苦しさ」という感情は忘れても、

熱かったこと = 「辛かったこと、苦しかったこと」という事実は覚えておく。

 

そして、熱かったなぁというのが何回か続いたら、

慣れっこになっていたとしても、

本当にこのままでいいのか?という視点

を、思い出して欲しいと思います。

 

このブログで今までご紹介してきた仕事術は、

「熱いものが喉元を通るから、うまいことダメージ少なくして通すコツ」でした。

 

いわば、「仕事は大変」が前提で、それに対して

自分の中で何かを変えて対処しようというもの。

(ワーママさん向けのブログなので…)

 

でもそれだけでは、

いつかは息詰まってしまう可能性も大いにある

というのも事実です。

 

喉に通すものを変える!

なので…「喉に通すものを変える」

つまり、「仕事は大変」の前提を書き換えることも必要な考えかと思います。

 

「冷ませないか?」

「大好きなスイーツにできないか?」

「喉越し良くできないか?」

「おいしく料理してくれないか?」

イコール

「外から来る仕事を変える」

「環境を変える」

という可能性を探るということです。

 

自分の価値観をひっくり返したところに答えがあるかもしれません。

 

実際に変える変えないは別として、

誰だって変える道を選ぶこともできるということ、

きっと思いもよらないどこかに道があるかもしれないということを

頭の片隅に置いてもらえたらいいなと思います。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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