DolceVita〜おいしい人生を叶えるブログ〜

\ママでも自分の人生を大切に❤︎/ 会社に搾取される時短ワーママだった私が、自分の本当の幸せ=DolceVitaを叶える、現在進行形のお話。

「お給料はガマン料」で済ませてはいけないことがある。

ご訪問ありがとうございます。

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ずっと、記事にするか迷っていたのですが、

一つ前の投稿(→★)に関連してくるので、話します。

育休中の方や、職場復帰された方の身にも

もしかしたら起こるかもしれない話です。

投稿を複数回に分けて引きずりたくないので、

長いのですが、一気にいきます。すみません。

(重暗くならないように気をつけていますが)

 

 

内容を簡単に言うと、

  • 「お給料はガマン料」で済ませてはいけない話
  • 会社に搾取されるワーママの話
  • 0歳7ヶ月の息子が入院した話
  • 夫が倒れた話
  • 私が退職を決意した話
  • 30代子持ち転職のリスクをメリットに変えた話

を無理やり盛り込んでいます。

 

他人の苦労話を読みたくない方は、スルーしてくださいm(_ _)m

 

 

 

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私は会社員時代に2人出産したので、

2回の産休育休と時短勤務を経験しました。

 

復帰後は産休育休で休んだ分の恩返しをしたくて、

時短でもフルタイム以上の成果を出しました。

 

2人目を産んだ後はさらにがんばりました。

ただこの時、そうする他なかった状況ではありましたが、

仕事を優先させて家族に負担をかけてしまいました。


いろいろな事情が重なり、復帰して早々、

通常2人で回していた部署の事務員が私1人になり、

(さすがに本社や営業さんも手伝ってくれましたが)

時短なのに毎日21時帰宅がしばらく続いたのと、

当時0歳7ヶ月くらいの息子が入院して

夫婦で交代で付き添い入院していたら

仕事家事育児の負担が乗っかり続けていた夫が

倒れてしまったのです。

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娘も当時2歳でしたが、お母さんがなかなか帰ってこない日が続いたと思うと

今度は弟の付き添い入院で会えたら会えなかったりで、

寂しい思いをさせていたと思います。

(病棟へはきょうだいでも中学生未満は入れないのです)

 

余談ですが、このとき通常よりお給料が多かったので、

残業代はもらえていた気はするのですが…

ありがたいけど、そのために標準報酬月額が上がり、

社会保険料が上がってしまいました…!(T_T)

しかも残業はしなくなっても、上がった社会保険料は翌年まで続くのです。

ただでさえ少ないお給料なのに、引かれる額が増えたのもショックでした。

 

家族を犠牲にしてまでがんばったのに、

お給料は時短なので初任給程度で、

ボーナスも育休分きっちり減算されている。

 

当然だというのは分かっていますが、

こればかりは納得がいかなかったです。

 

ボーナスは楽しみにしていただけに、

金額の少なさにショックも大きかった…

 

 

大事な家族に迷惑をかけたのです。

大事な家族の健康を損なったのです。

私の中では、もう「お給料はガマン料」では

済ませることはできないと思いました。

 

夫がうつ病とかにならなくて、本当によかったです…。

 

その後、入ってくれた派遣さんも育ち、

事務のバタバタも立て直し、定時で帰れるようになり、

元の生活が戻りました。

 

当時のことは私としては「我が家の暗黒時代」的な位置づけですが、

会社としては、“おかげでなんとかなった”っていう、それで終わりです。

 

私の労働力を搾取されているだけだとまで感じました。

雇われるということ、会社員になるというのは

そういうことなんだな、というのも、初めて認識しました。

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部署のメンバーは皆本当にいい人だったし、

社内でも立ち回りやすく、居心地はよかった。

 

私が1人事務になった事情というのも、それを恨むとかではなくて、

「大変なのは目に見えているけどやるしかない!」

「自分しか出来る人はいない!」

という気持ちで復帰しました。

 

でも、「会社」というもの…

昇給・昇格が年1とか、

昇給っていってもたいして上がらないとか、

次の満額もらえるボーナスが半年後とか、

成果を上げても査定の頃には忘れられるんじゃないかとか、

どんっっっなにがんばってもたいして報われないのって、

よく考えたらおかしいなって思いました。

 

 

夫に、「今の会社にいて未来はあるの?」と聞かれ、

自分はこのままでいいのか?

考えました。

 

自分で稼いだお金なのに、自分のために自由に使えない。

仕事を早く終わらせるほど、楽になるどころかやることは増えていく。

毎日同じことの繰り返しで、成長の機会がない。

希望の業務には一度推薦されかけたものの、

結婚で本社を離れたため遠ざかったっきりで望み薄。

他の先輩女性社員さんを見ても、なりたい未来じゃない。

 

今の道をこのまま進んで、私の理想の生活に辿り着くのか?

行けたとしても、何十年後?

その間、ずっとガマン?

 

 

…答えはNOでした。

 

 

今の時代は、仕事の仕方も収入を得る方法も様々。

 

会社を辞めても、ここまでがんばれた自分なら

1人でやっていけるんじゃないかと思いました。

会社員で理想の暮らしを送れるようになるのを待つより、

自分で動いた方が早いんじゃないかと。

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実はそれまでは、30代・保育園児持ちで転職のリスクを取るより

多少我慢してでも今の会社に居続ける方が

いいと思っていたので、

退職・転職するという選択肢はありませんでした。

 

部署のメンバーは育児に理解がある。

頑張った甲斐あって部署の業務全体を把握できる立場になれた。

事務で一番の古株になり、メンバーからの信頼も得ることができた。

知識も経験も裁量も増え、社内で立ち回りやすくなった。

 

お給料や通勤時間ややりがいなどの不満はありましたが、

転職してこの歳で新入社員やるよりはマシだと感じていました。

 


でもあの暗黒時代を経た今、

それはがんばりの方向を間違えているんだと思ったし、

幸い、夫が自分の会社に誘ってくれたので、

子持ち転職のリスクや不安は消え、まるまるメリットに変わりました。

 

それで会社を辞める決意ができました。

 

ちょうど復帰して最初のボーナスで大学の奨学金も完済できたし、

思い残すことはない!

 

 

今は、好きなことを仕事にして、

好きな場所で好きなだけ遊ぶように働いて、

憧れのライフスタイルを叶えています。

理想の暮らしにも、以前より近づいていると思います。

 

会社員時代より、はるかにストレスは減りました。

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今までは「お給料はガマン料」でやってきたけど、

もし「それでは済まされない」という出来事が起きたら。

 

あなたは、どうしますか?

 

 

前回投稿した、

「私、◯◯◯◯◯◯◯◯◯だから。」

という気持ちでいれば、

サクッと路線変更できるかもしれません。

 


それに、大変な出来事というのは

やはりそれだけ学びがあるもので、

自分にとって必要だから起こるのかもしれない。

自分の価値観を見直したり、今までの道のりを振り返るチャンスでもあります。

 

きちんと向き合えば、必ず未来は拓けるものだと思います。



お読みいただきありがとうございました。

 

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