ご訪問ありがとうございます。
ママの生き方シリーズその2です。
(その1はこちら→★)
前回は、
女の子ママは自分の人生を生きるべし!
というのを、私の経験からの視点でお伝えしました。
もうひとつ言いたいのは、
“自分の人生”“理想の人生”にシフトチェンジするなら、いつからなのか?ということです。
母親は、娘にとって一番身近な同性モデル。
女の子が中学生くらいになって
アイデンティティを強く意識するようになった時、
「母親がどういう生き方をしているか」
がモデルとして重要になってくるそう。
そのためには、ママはいつから自分の生き方に舵を切ればいいでしょうか。
…子供が10代を迎える前からが理想的ですよね。
娘が思春期に入ってから急に「ママは自分らしく生きる!」って
暮らしとか仕事とかライフスタイルを変えるのって、なかなか難しいと思います。
家族にも影響があることですし、多感な娘はどう受け止めるでしょうか。
ママになって最初の新生児期は子供のために24時間捧げる時期が必ずあります。
それは当たり前だし必要なことです。
私もそうでした。
でも、どこかのタイミングで「自分」に戻って、
生き方を見直さなければいけないのです。
それはつまり、自分の中で気付いた今からが、ベストなタイミングなのではないでしょうか。
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以上はやっぱり「女の子の育て方」系の話で出てくる内容です。
ここからは私の経験と思いをちょっと勇気を出して書きます。
前回の記事に関係する内容もあります。
そちらを読んでからの方が分かると思います。
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生き方を考えるにあたって、大きいのは仕事。
生活リズム、収入、ストレスの大小…いろいろなことに影響します。
私は3歳と1歳の子供がいて
数ヶ月前まで時短勤務ワーママをやってました。
(10年勤めましたが退職しました。)
2人とも職場復帰したての時は、会社への恩返しもしたいし
「やれるところまでやってみよう」と現状のままがんばる道を選びました。
通勤時間が長いとか
時短だからお給料が少ないとか
必ず会社に出勤しないと仕事ができないとか
ママになったからこそ出てきた不満はあったけど、
なんとかやっていけてるし
社内での立場も悪くないし
育児に理解のある職場だったので
離れるのはもったいないと思っていました。
30代子持ちで転職のリスクを考えると、
多少我慢してでも今の場所でがんばるのがいいと思ったからです。
そして何より、母親の「退職するな」という言葉を守ろうとしていたから。
でも、ある時、価値観が変わりました。
前回の記事に書いた通り、
母親の時代の価値観では必ずしも幸せになれないと気づいたことに加え、
/
ママだからって、理想の道を選ぶことを
我慢しなくてもいいんじゃないか
\
/
ママになったからこそ、守りに入るのではなく
仕事も生き方も今の自分に合うように
変える必要があるんじゃないか
\
/
子供が独立してからの人生の方が長いのに
子供のために自分のその後の人生への選択肢を
諦め続けるのっておかしい
\
/
自分が子供を理由に我慢していたら
娘は「母親になったら我慢するもの」と
思ってしまうのではないか
\
/
子供と同居する期間は20年もない。
今から少しずつでも変えていかなければ、
理想の生き方をしている自分の姿って
子供に見せられないんじゃないか
\
/
子供が独立したら好きなことをやろう、
母が亡くなってから好きなことをやろう、
なんて、遅すぎる
\
違いますか?
私はこれに気付いたら、もう居ても立っても居られなくて、
「居心地が悪い」
「本当の私がいる場所じゃない」
「早く退職したい」
「変わらなきゃ」
「変わりたい」
とそればっかり思っていました。
時短勤務はありがたいけど、割に合わなすぎる。
かといってフルタイムになったら子供の生活リズムが乱れる。
子供や家族のために働いているのに
仕事に行くために子供にイライラをぶつけている。
「やれるところまでがんばる」って、
【 そ の 先 は 行 き 詰 ま る 前 提 で 】
言ってますよね。
どんなにがんばっても理想の人生になれないのは
もうすでに分かっていたのです。
行き詰まってから変えるのって気持ちに余裕がないし
その頃にはどんな家庭になってますか?
今よりいいはずないですよね。
だからやっぱり、変わるなら、「今から」なんですね。
私の場合は、価値観と仕事を見直しました。
ただ、急に変わったわけではなく、
新しい価値観を与えてくれる人や情報に触れ、
少しずつ考え方と行動を変えてきました。
そうやって、地道に理想と現実のギャップを埋めています。
まだまだ理想には程遠いのですが、
何も行動しなかった自分よりも今の自分のほうが
ずっと娘に胸を張れる生き方をしているのは確かです。
お読みいただきありがとうございました。