DolceVita〜おいしい人生を叶えるブログ〜

\ママでも自分の人生を大切に❤︎/ 会社に搾取される時短ワーママだった私が、自分の本当の幸せ=DolceVitaを叶える、現在進行形のお話。

おうちモンテ 3歳〜100均材料でモンテッソーリ教具の砂文字板を手作り!

ご訪問ありがとうございます。

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文字に興味を持ち始めた3歳の娘のために、

モンテッソーリ教育の教具のひとつ

「砂文字板」を手作りしています!

 

興味はあるけど、買ったらちょっと高いモンテッソーリ教具。

私のように、できるなら手作りしたいという方のご参考になればと思うので、

私の作り方を記録しておきますね(^ ^)

 

 

 

砂文字板とは?

モンテッソーリ教育では、子供が何かに強く興味を持ち、

同じことを繰り返す時期を【敏感期】と呼んでいます。

敏感期に合った教具を子供に与えれば、

ものすごい集中力で繰り返して学習・吸収します。

 

3歳半〜5歳半が「文字の敏感期」とされていて、

その文字に対する興味を満足させ、

文字を学ぶための教具(遊びの道具)が、この砂文字板です。

 

長方形の板に文字が砂でふきつけられていて、文字の部分だけザラザラになっています。

 

読みながら人差し指と中指でザラザラの文字をなぞって、書き順や書き方を学びます。

文字を視覚で見て、ザラザラを指先で感じ、ザラザラという音を聴き、発音し…

と、感覚をたくさん使って学ぶことができます。

 

 

娘は3歳ですが、ひらがなのお勉強をしたいと言って

よく絵辞典や五十音表を見ていたので、

敏感期に間に合うように砂文字板を手作りすることにしました。

 

手作りするときに気を付けるポイント

モンテッソーリの教具は、子供にとって扱いやすい大きさ・重さであることや、

シンプルながら子供が思わず手に取りたくなるように色や形が美しいこと、

機能や素材に至るまで、とてもよく考えて作られているので、

手作りの際もなるべく再現したいところです。

 

うん…善処します…(^ ^;)

 

  • 文字のところをザラザラにする

なんと言っても「砂文字板」ですから、文字のザラザラが大事!

グリッターグルーが乾くとラメがザラザラになるので、それを利用します(^ ^)

 

ネットでは、サンドペーパーを文字の形に切って作った方もいるようです。

なるほど〜!!

 

  • 文字は右寄りで左側に広めに余白がある

余白の部分に手を置いて板を押さえながら文字をなぞるためです。

上下を区別する役割もあるそうです。

 

ちなみに左利き用は余白は右側になります。

 

  • 使うフォント

「さ」「き」「り」など、フォントによっては

“はね”の後が繋がっている文字がありますが、

モンテッソーリ教育では、なるべく教科書などに近い(=“はね”の後が切れている)フォントを使います。

 

  • 子供に扱いやすい大きさであること

本物の砂文字板のサイズは、横 13.5cm × 縦 9cm。

これとだいたい同じなのが、はがき

横 14.8cm × 縦 10cm です。

 

文字の大きさは、はがきの中に大きく一文字どどんと入るくらいにします。

 

また、本物の砂文字板は木でできているので丈夫ですが、

はがきそのままだとすぐに折れ曲がったりしそう…。

私の場合は、はがきを2枚貼り合わせて紙に強さを出すことにしました。

 

それでは作ります!

材料

・グリッターグルー

・はがき

・トレーシングペーパー(A4を1/4に切る)

・カーボン紙(A4を1/4に切る)

・五十音の見本

・つまようじ

・マスキングテープ

・のり(スティックのりがいいかも)

・はがきケース

 

全て100均で揃います。

グリッターグルーはセリアで購入しました。

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五十音の見本というのは、先に述べたように、教科書に近いフォントのものを用意します。

私は子供用の絵辞典の見出しのページの文字が合格 且つ 大きさもカードにちょうどいいサイズだったので、それを使いました。

 

なければ、パソコンで自分で作ってもいいと思います。

はがきに直接文字を印刷してしまうのが一番楽かもしれません。

この場合、トレペ・カーボン紙・マステは不要になります!

 

(私はパソコンを持っていないので、ひたすら手書きでがんばりました…)

 

作り方

①五十音の見本をトレーシングペーパーに書き写す

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文字を右に寄せて配置を決め、マスキングテープで固定してなぞります。

 

②トレーシングペーパーに書いた文字をカーボン紙ではがきに書き写す

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トレーシングペーパーの右辺とはがきの右辺を揃えて、

位置を決めたらマスキングテープで2枚を留めます。

 

間にカーボン紙を挟んで、文字をはがきに写します。

 

トレーシングペーパーはこの後も捨てずに取っておいてください!

 

③文字をグリッターグルーで塗る

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はみ出したところや細かいところは、つまようじで直します。

 

④乾かす

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乾かす場所がないので(子供や家族に触られないように注意)、一回に作るのは2〜5枚。

だいたい一晩放置。

ドライヤーを使えば早く乾きます。

 

乾いた後は、のりの水分で紙がふやけます…。

 

⑤裏にはがきを貼り合わせる

このままではペラペラのふにゃふにゃで美しくないので、

裏に1枚はがきを貼り合わせます。

 

のりを裏全面に塗って、真ん中の辺りや文字の裏もしっかり貼り合わせます。

端っこや角も、めくれてこないように入念に。

 

つまりは全部しっかりのり付けしてねってことですね(^ ^;)

 

⑥重たい本などで押さえる

取っておいたトレーシングペーパーをはがきの文字の面に当ててから、

厚めの本などに挟み、しばらく重しなどで押さえます。

 

こうすることで、はがきがまっすぐになります。

(完全にまっすぐにならなかったものもありますが…)

 

トレーシングペーパーを当てなかったら、

どんなにしっかり乾かしても、

本にグリッターグルーが少し付いてしまいますので

当てることをオススメします!

 

⑦完成!

それっぽくなりました(^ ^)

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⑧はがきケースに入れてピッタリ収納

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収納もスッキリ!

(本当は蓋のないオープンな入れ物の方が子供にとっては出し入れしやすいのですが…)

 

使ってみました!

娘は「やりた〜い♪」と興味津々❤︎

出来たものを娘に見せたら、グリッターグルーのキラキラが目を引いたのか、

「うわ〜♪」と歓喜の声を上げて、食いつきもいい感じ(^ ^)

 

「これでひらがなのお勉強ができるよ」と言うと、

さっそく「やりた〜い♪」と言ってくれました。

 

最初は提示しても書き順がすぐに分からなくなるようで、

「あ」などの交差する部分の多い文字は、

ぐるっとせずに細切れに書いたり、

迷路のように途中であちこち曲がったりしながら書いています。

 

そういう風に見えてるんだー!と意外な発見。(^ ^)

おもしろいですね。

 

なお、すぐにラメが剥がれてしまうのでは?と気になっていましたが、

意外としっかり固まっているので、そこまでの心配は不要です。

(ほんのちょっとは取れますけども)

 

 

娘は後日、他の文字を作っているところを見せてと言ってきたり、

製作段階も気になったようです。

キラキラののりが出てくる様子をよく見ていました。

 

グリッターグルーで遊んだりもしました!

 

さっそく自分で文字を書いてみる娘。

さらに、砂文字板で練習した文字を実際に紙に書くと言い出し…!

数回しかなぞってないけど大丈夫??

 

でも、砂文字板をお手本にして見ながら、

がんばって書くことができました!!

感動〜!!!

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(偶然にも「い」「か」…夫の好物…笑)

 

でも、早く自分で文字が書けるように、とかは思っていないので、

娘の興味と意欲に応じて使っていきたいです(^ ^)

 

 

今、「らりるれろ」を作っています。

もうちょっとでコンプリート!!

 

がんばるぞ〜(^ ^)

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

©︎ 2019 dolcevita_makoto