ご訪問ありがとうございます。
タイトル通りなのですが、東京都世田谷区二子玉川の55jet ai HAPPY HAIR MAKEさんにて
ヘアドネーションをしてきました。
第二子の産後、なかなか美容室に行けませんでした。
最後に切ったのは、第二子の時の職場復帰前だったか…記憶も曖昧です。
後ろ髪が肘まで伸びて、いい加減切らなきゃみっともないなと思った時、ふと、
「せっかくここまで伸びたから、もっと伸ばしてヘアドネーションしよう」
と思い立ちました。
ヘアドネーションについてのブログは美容室が書いているものばかりで、
個人が体験や感想などを書いているものが少ないようなので、書こうと思います。
話が長くなりそうなので、2回ぐらいに分けていこうと思います(^ ^)
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ヘアドネーションとは
いきなり申し訳ないのですが、他のところをじっくり書きたいので、
概要についてはWikipediaさんにお任せします(^ ^;)
ヘアドネーション(英: Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。
もともとはアメリカの団体Locks of Love[1]などが行っていた活動で、日本では2009年にNPO法人Japan Hair Donation&Charityが活動を開始した。 当初は認知度の低さから髪の毛の寄付が少なく、最初のウィッグを提供するまで4年を要したが、水野美紀や柴咲コウなどの有名人が参加したことにより認知度が上がり、寄付が急増した[2]。
寄付する髪の毛は、原則として31cm以上(『つな髪プロジェクト』は15cm以上)の長さがあることが条件。
あとは、「ヘアドネーション」で調べたら基本的なことは分かるので、そちらで見てください。
最近のヘアドネーション事情
私が行った55jetさんは、ヘアドネーション団体のひとつJapan Hair Donation & Charity(JHD&C)、通称ジャーダックの賛同美容室で、
ヘアドネーションを10年以上やっているそう。
日本で一番ヘアドネーションカットをしている(髪の提供数が多い)美容室らしいです。
代表の當間さんはヘアドナーのカットだけではなくウィッグを必要とするレシピエントのお子さんのカット、
そしてヘアドネーションを広めるためのイベントやメディア出演、
理美容師さんの育成など、多方面で活動されています。
担当の美容師さんと話す中で、
ヘアドネーションを日常とする人たちの思いや、
ヘアドネーションが世の中に広まってきているなというのを改めて感じました。
一昔前は女優さん→一般人にも広がっている
私も昔は「なにそれ?」「女優さんみたいに、髪が長くてきれいな人がやるもの」と思っていました。
一般人には、別世界とまではいかないかもしれないけど、身近じゃない感じ?
でも、最近もテレビで一般の人がヘアドネーションするという特集を見ましたし、
“芸能人だけではなく、一般人も普通にするもの”と認識が変わった実感があります。
ちなみにその特集でヘアドネーションカットをしていたのも55jet代表の當間さん。
そのほかにも…
「ヘアドネーションするんだ〜」で通じる
伸ばしていると、「髪伸びたね〜」「長いね〜」とよく言われました。
そんな時、「ヘアドネーションするんだ」って言えば、
「そうなんだ〜」って、すんなり通じるんです。
芸能人がやったっていうニュースで覚えていたのかもしれませんし、
私のようにテレビの特集を見たのかもしれません。
いちいち「ヘアドネーションとは」を説明しなくても、会話ができる。
これって、広く一般に認知されている証拠ですよね。
髪の長い人→「ヘアドネーションなのかな」と思う
以前の私は、髪が腰以下まで長い人を見ると
「何かの宗教かな?」「変わった人なのかな」
という、ややマイナス寄りな印象を持っていました。
でも今は、「ヘアドネーションするのかな」と思います。
実際、隣の家の奥さんもお尻くらいまで髪が長くて、
最初は「変わった人だな」って思っていました(失礼)。
でも、自分が寄付を目指すようになってからは、
「ひょっとしたらお隣さんもヘアドネーションするのかな」というふうに見方が変わりました。
そして実際、ある日突然バッサリと、アゴまで髪を切っていました。
聞けば、やはり寄付されたそうです。
(ヘアドネーション団体への寄付ではないけれども、医療用ウィッグ用として寄付されたそう。)
子供達の間にも広まっている
テレビの特集でも見ましたし美容師さんも話していたのですが、
今は子供がヘアドネーションするというのが多いそうです。
夏休みの自由研究の課題にしたり。
男の子でも伸ばしているそうです。
「女の子に間違えられない?」
「トイレに入ったら、他の人にビックリされない?」
「からかわれない?」
なんて心配はなく、
「もしかしてヘアドネーション?」「がんばって!」って、みんな応援してくれるそうです!
素晴らしい子供たち…!(^ ^)
実は、ヘアドネーションできる美容室が少ない
このように、身近に広まっているヘアドネーションですが、
ヘアドネーションしたくても、ヘアドネーションカットをしてくれる美容室が近所にない
ということがあるそうです。
美容師さんの話では、
「家の近くにヘアドネーションできるサロンがないからと言って、遠方からここへ来る人もいる」
「ヘアドネーションのカットの仕方は、美容師間の共通認識ですぐに伝えることができるんだから、もっとできる美容師が増えるといい」
「どこでもできるようになったらいい」
と…。
確かにそうですね。
私がヘアドネーションしようと思ったきっかけ
ヘアドネーション しようかなと思い始めた頃の私の髪。
結んでいるので少し短く見えますが、後ろ髪の一番長いところが肘につくくらいの長さ。
身近にヘアドネーションした人がいた
産前産後通っていた鍼灸師さんが、ヘアドネーションしていました。
通っていた当時も私は髪が長くて、「ヘアドネーションするんですか?」って言われていました。
私が、髪伸びたな〜いつ切ろうかな〜と思った時、
「そういえばヘアドネーション」とピンときたのは、
身近に経験者がいたからだと思います。
社会貢献をしたかったから
産後、切りに行けないからってさすがに放置しすぎ…
美意識の低下を恥じつつ、その頃ちょうど私が天中殺で、
(天中殺については割愛します)
社会貢献を意識していた時期だったので、
長い髪→ヘアドネーションはどうかな、というふうに繋がったのでした。
人生でこんなに髪を伸ばすこと(伸びてしまうこと)ってそうそうないから
放置したからとはいえ、こんなに髪を伸ばすことってそうそうない。
ほんと、背の高いモデルさんとか女優さんじゃないと似合わないヘアスタイルだから、
一般人でここまで伸ばしている人って滅多にいないですよね。
ある意味、限られた人だけの貴重な経験。
そして、ヘアドネーションも、「誰にでもできる寄付」とはいえ、
時間をかけてじっくり髪を伸ばした、ある意味限られた人にしかできないこと。
そうか、ここまで伸ばさないとできないのか。
そう思うと、「自分もやるべきだ」という使命感?のようなものが湧いてきました。
早くかわいい髪型に変えたかったです。
私は背が低いので、あまり長いとバランスが悪くて。
ヘアドネーションせずにただ切ることもできました。
でも、もっと伸ばしてしっかり役に立つ髪を提供したいという気持ちの方が
大きくなりました。
次回、いよいよカットについて。
…と、ヘアドネーションのことやきっかけについてはこんな感じで。
長くなってきたので、続きはまた次の記事に書こうと思います(^ ^)
次回、いよいよカットしますよ〜
ビフォーアフターもお楽しみに!
お読みいただきありがとうございました。
今回、ヘアドネーション体験を記事にするにあたり、
55jetさんにお店の名前や写真の掲載許可を頂いています。
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