DolceVita〜おいしい人生を叶えるブログ〜

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防災グッズ、これがよかった!あれいいな!〜台風19号で子連れ避難をした経験から

ご訪問ありがとうございます。

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あんまり台風の話を引きずるのもアレなので、

早めに記事にしたいと思っていたのですが…どんどん時間は過ぎる(^ ^;)

 

先日の台風19号で、人生初避難を経験したわけですが…

避難所に持って行った&準備していた防災グッズで役に立ったものや、

避難所で見た他の方が使っている防災グッズでいいなと思ったものがあったので、

忘れないうちにシェアしたいと思います。

 

 

 

避難するとき

役に立ったもの

ダッコルト

1人で歩ける1歳〜4歳の子供を片手抱っこする時の

サポート抱っこ紐です。

 

家を出る時はすでに大人の膝まで水が来ていました。

私は下の息子(1歳)をエルゴで抱っこ&リュックを背負い、

夫は上の娘(4歳)をダッコルトで片手抱っこ&リュック&マザーズバッグ

というスタイルで避難しました。

 

ダッコルトを使えば片手が空くので、荷物も持つことができます。

 

4歳なので自分で歩けるのですが、避難所に行く途中に急な坂道があるのと、

一駅半離れているので大人の足でもまあまあ歩く距離です。

雨具を着ているとはいえ風雨の中びしょびしょな体と大荷物がある状態で

途中で抱っこをせがまれても困るので、

ずっとこれで抱っこで連れて行きました。

 

ただ、これ、肩が砕けるほど痛くなります…。

 

ジッパーバッグ

濡れては困るものを入れるのに便利。

私の仕事道具として大事なiPadWi-Fiルーターも、これに入れて行きました。

 

今回持ち出さなかった紙皿やスプーンなどの防災グッズも、

家ではジッパーバッグに入れて保管しています。

 

あったらいいなと思ったもの

エアーマット

空気で膨らませるタイプのマットです。

避難所で使っている方が何人かいて、いいなと思い、

さっそく購入しました。

 

避難所では体育館の床に寝ることになるので、我が家はレジャーシートを2枚持って行きました。

2畳分くらいかな?ちょっとかさばります。

 

我が家は車もないし浸水があったのでベビーカーも出せず、

(避難は徒歩が基本です)

荷物は全て大人が持って行かなければいけませんでした。

エアーマットなら空気を抜けばレジャーシートよりコンパクトに収納できるので、いいですね。

 

帰宅後の断水時

今回私は、台風で断水が起こるというのを初めて知りました。

しかも、マンションの1階や周辺は水が出るのに、

マンションの2階以上だけが出ないのです。

 

その訳は、マンションの上の階に水を送るポンプが故障したためです。

断水は1週間続きました。

 

広域的な断水ではないので、給水車が来るわけでもなく、

入浴補助があるわけでもなく…。

(すぐ近くの町内は地域単位での停電だったので、入浴補助がありました)

 

水はマンション共用部の水道や向かいの公園から汲んできました。

スーパーなどは翌日から通常営業していたので、

子供の牛乳やお茶などには困りませんでした。

飲み水は、備蓄していた水とケースで買っているお茶があったので

それで間に合いました。

 

不便だったのは、お風呂・洗濯・食器洗いができないこと。

保育園で毎日出る洗濯物…お漏らしとか大きな汚れ物が出なかったのが幸い。

 

お風呂・洗濯は1回だけ、自宅から電車で1時間のおばあちゃんちで借りました。

他の日は銭湯とコインランドリーを使いました。

銭湯通いは、帰りが遅くなって、子供達の寝る時間が遅くなってしまいました。

 

食器は全て使い捨てのものを使いました。

料理もせず、レトルト・お惣菜・パン・外食でやり過ごしました。

非常食も使いませんでした。

 

役に立ったもの

折りたためる給水タンク

省スペース水タンク - イオンのプライベートブランド TOPVALU(トップバリュ)

我が家のはイオンのホームコーディというプライベートブランドのやつです。

 

これが近いです。

使わない時はコンパクトに折りたたんで収納できるのがいいですね。

 

トイレの水を流すのに使いましたが、大きい10Lの方でも

女性の私でも使いやすかったです。

 

実はこれ、9月に「そういえばうちにないな」と思って買い足しておいた防災用品でした。

グッジョブ私!!!!!

 

今回はトイレの水以外には使わなかったのですが、

水栓コック付きのものは、飲料水として使う時に便利そうです。

 

ハンドジェル

水で手を洗えないので、代わりにジェルで消毒していました。

これは普段から使っていたので、生活する上で違和感はなし。

 

でもやっぱり、水で洗いたかったですねー。

 

除菌消臭スプレー

長らく愛用している「Sourif」がここでも役に立ちました。

 

マンション2階の我が家には浸水はなかったものの、

家の周りの道路が下水で汚染された泥だらけ。

そして家の前には、浸水したご家庭から出た災害ゴミが山積みになりました。

この泥が乾燥すると、粉塵や土ぼこりとなって空気中に舞い散るので、

感染症や気管支炎などになるおそれがあります。

 

Sourifは空気中に浮遊するウイルス・アレルゲン・細菌などにも有効なので、

時々家の中をシュッシュしていました。

 

また、マンションのポストの中にも泥が入っていたので、

きれいに拭きとった後にも念入りにシュッシュ。

(ポストの高さまで水が来たんですね…)

ポストが水没とは盲点でした。大事な郵便物が入っていなくてよかったです。

 

拭き取り洗顔できる化粧水

過去記事に書いているのですが、私は現在、

メイク落とし〜スキンケアでは水を使っていません。

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ママを救う(?)パリジェンヌ流スキンケア〜リビングで子供を見ながら、「洗い流さない」洗顔。 - DolceVita〜おいしい人生を叶えるブログ〜

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その秘密は、クラランスの「オードコンフォートエクスプレス」です。

 

メイク落とし〜洗顔〜化粧水までを1本で済ませられる拭き取り化粧水なので、

これのおかげで、断水中でも普段のスキンケアで難なく過ごすことができました。

 

反省点や気付いたことなど

荷物をまとめておく

台風は予測できる災害なので、前もって一時持ち出し品を確認して

まとめておけばよかったなぁと思いました!

 

今回は地震の時ほど物品は必要ないと判断したのですが、

防災グッズの中からリュックにまとめ直したり、

子供の絵本やらおくるみやら通帳印鑑やら充電器やらをまとめ直したり、

避難を決めてから荷物をまとめて家を出るまで30〜40分くらいかかりました。

(途中、息子がドアをバタン!と締めて娘が指を挟む?アクシデントもあり。)

 

そんなに何をやっていたか覚えていませんが、

けっこうあっという間に時間は過ぎていきました。

 

自分の目で周囲の様子を見て避難を判断する

正直、我が家はマンションの2階なので、最初は避難するか迷っていました。

「『避難指示・高齢者等避難開始』が出てるけど、うちはマンションの2階だし、

2階の人も避難した方がいいのかな?」と、迷っていました。

 

自宅で大丈夫なんだったら、自宅のほうがいいことも多いです。

(何かが飛んできて窓ガラスが割れたり、木や電柱が倒れて来たりしたら危ないですが)

コンクリート造のマンションは自宅避難という選択肢もあります。

 

ただ、もしも水がなかなか引かなかったら、陸の孤島になる可能性もあります。

 

夫が実際に外の様子を見ると、

台風がまだ上陸していない13時台ですでに、

向かいの通りでマンホールから水が噴き出し、冠水が始まっていました。

周囲が大きな水たまりのようになってきました。

 

携帯に「避難準備・高齢者等避難開始」の緊急速報が来ました。

ずっと迷っていましたが、だんだんマンションの方にも水が来て、

これは夜になったら2階も本当に危ないかもしれないと思いました。

避難を決めました。

 

15時半を回ってよし家を出よう!という時に「避難勧告」が出ましたが、

この時すでに水は大人の膝の高さ。

ここから準備していてはもう家を出られなかったと思います。

そして、1階の人は、すでにみんな避難していたでしょう。

 

ちなみに避難勧告の警報の文面に、

「外へ避難するのが危ない場合は建物の2階以上など

より高い場所へ避難してください。」と書かれていました。

本当に出られなくなった場合は、垂直避難のほうが安全な場合もあります。

いずれにしても、自分たちでちゃんと周囲の様子を見て判断することが

大事だと実感しました。

 

ちなみに、私たちが避難した後に停電と断水があったようなので、

家にいても浸水はセーフだったようですが、

その点では避難してよかったなと思いました。

 

また、実際、我が家は保育園児が二人いるので、

「避難準備・高齢者等避難開始」が出た段階で避難を決めてよかったと思います。

                           ↑

「高齢者等」って、誰のことか分かりますか?

避難に時間を要する人(高齢者、障害のある方、乳幼)とその支援者です。

まさに私たちも「高齢者等」に入っているのです。

 

 

最近の自然災害は、規模も大きくなっているし、頻度も増えています。

何が起こるか分からないです。

 

妊娠・出産・育児と同じように、

実際にその立場になってみないと分からないことがあるんだな…

と思いました。

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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